他の事務所に相談・依頼したがうまくいってない

このようなことでお困りではありませんか?

(1)事務員としか中身の話をしないまま契約・依頼した

原則として、契約時において、弁護士が債務者の方ときちんとお話をして、その方の債務(借金)、収入、家・車・保険等の財産、家族構成、勤務先・事業の内容に関する話を聞き取ってから、債務整理のやり方を決めないと危険なのです。

そのために、弁護士会や司法書士会はそのような規則を定めています。

(参考)

債務整理事件処理の規律を定める規定(日本弁護士連合会)

債務整理事件の処理に関する指針(日本司法書士会連合会)

(2)無理な任意整理を押し付けられそう

そして、事務員しか話をしない事務所では、司法書士・弁護士は基本的に「任意整理」と言って、債権者とやりとりして、リスケをする手続きしかやりません。

債務整理手続きの種類には、そのほかにも、「破産(自己破産)」や「民事再生(個人再生)」という手続きもあるのですが、この手続きは、すごく手続きの手間・費用・時間がかかるのです。

ですので、最初に弁護士が内容をきちんと把握していないともともと無理なんです。

もちろん、それは、 【全国対応】 謳っている弁護士・司法書士自身が一番よく分かっています。

だから、任意整理を強引に勧めるしか手がないのです。

月々○○円なんて支払えません。こんなに支払ったら生活できません

じゃあ破産しますか?破産するならよそで弁護士を探した方がいいですよ。

ホームページには、破産とか個人再生とか書いてありましたが・・・

でも、すごく費用がかかりますよ。

そんなこと今更、言われても困ります。最初はすべての手続き対応って言っていたじゃないですか・・・・

ほかにも、

破産や再生をすると官報に載りますよ

裁判所でいろいろ聞かれますよ

破産管財人は厳しいですよ

いろいろなことを言って、とにかく、任意整理を勧めます。

ですが、どうしても、それができないと分かると、別の事務所を勧めて、突き放されてしまいます。

しかも、

着手はしたので着手金は支払ってもらいます

という請求書が送りつけられてきます。

ひどいもんです。

(3)返済計画の積み立ての内訳が分からない

では、これから毎月○○円を積み立てて下さい

この積立金○○円のうち、どの部分が返済に充てられるのか教えてもらえないでしょうか?

とにかく積み立てて下さい。そのうちいくらを返済に充てるかは適宜、考えます。

この積み立て分にお宅の事務所の報酬分がどれくらい含まれているか教えてもらえないのですか?

とにかく積み立てて下さい。 さもないと、辞任しますよ。辞任するとまたカード会社や消費者金融から督促が来て苦しいですよ。

それは困ります。でも、いつまでいくら払うのかとても不安です・・・

大体お分かりかと思いますが、積立額のほとんどが報酬に充てられて返済にはほとんど回りません。

しかも、途中で支払いが限界に達して、

最後は破産になるのに、何のために無理して積み立てしたのか分からない です

というか、事務所の報酬も未払いになって借金は逆に増えてしまいます。

(4)言っていることが違う

給与を差し押さえるってカード会社から連絡が来てしまいました。

それは大変です。早急にカード会社と交渉するので費用を○○円すぐに入金してください。

費用を入金したのに会社に差し押さえの通知が来ましたよ。 どうなっているのですか。

ちょっと手遅れだったみたいですね。

交渉して差し押さえを回避してくれるって言ったじゃないですか!

回避することができるように(努力)するって言っただけです。

それでこれからどうすればよいのですか?会社にこのままではいられないです。

差し押さえを解除するなら破産するしかないですけど、そうすると車がなくなります。

車は大丈夫って言ったじゃないですか! 本当に破産するしかないのですか?

状況が変わったんです。親か誰かに車を買い取ってもらえばいいじゃないですか。

親もそんなお金持っていないですよ・・・せっかく費用支払ったのに・・・

「とにかく、大丈夫」

「安心です」

「お任せください」

って言っている割には、予想されるリスクの検討もせず、行き当たりばったりの債務整理しかしていないと、どんどん状況がおかしくなってしまいます。

そもそも、電話で少し話をしただけで、債務整理の方針を立てたこと自体が無謀だったというわけです。

(5)連絡がとれない

もう3か月も経つのに全然、進捗について連絡が頂けていないんですけど、どうなっているんですか?

順番に処理させていただいておりますので、もうしばらくお待ちください。

裁判所から何か書類が届いたんですけど、どうなっているんですか!

おそらく、訴訟か何かを起こされたのでしょう。落ち着いてください。まずは裁判書類のコピーを事務所まで送ってください。

今後の見通しが見えないんですけど、司法書士さんとお話しさせてください。

本日は、終日、打合せで時間が取れないのです。

お忙しいのは分かりますけど、じゃあ、あなたから説明してください。

私は単なる事務なので、見通しとか言われても困ります。ただ司法書士は、明日も終日、外出です。

最初にちょっと話をしてからずっと連絡が取れないんですけど。 そもそも、女性のための債務整理っていう割に女性の先生はどうなったのですか?

順番にご連絡を差し上げておりますので今しばらくお待ちください。

「毎月100件を超える相談」

「年間のご依頼2000件」

等というのを謳い文句にしている事務所もあるようですが、そこの事務所に司法書士は何名いるのでしょうか?

冷静に考えても、毎月100件を超える案件を1人や2人で処理できるはずがないですよね?

完全に1件、1件についてまで目が届いていないはずです。

連絡だってとれないはずです。

1日3件ずつ新しい相談をして、依頼が日々増大しているのが本当だとしたら、普通に考えてパンクするということが分かりますよね。

だから、ちょっとでも面倒だと思うと、すぐに辞任する(着手金の請求だけは全額請求する)ということが続出しているんです。

もともと、たいして債務整理について、そんな知識がないんです。

そんな二次被害者を増やしただけの数や実績に意味はありません。

2 債務整理二次被害防止のために

当事務所も、上記のような、いわゆる債務整理の二次被害者の方がこれほどまでに多いというのは、ご相談を受けて初めて分かりました。

まだまだ、隠れた被害者の方は多いのではないかと思われますが、救済が完全にできているとはいいがたい状況ではあります。

ですが、上記のような駆け込み相談に力を入れて取り組んでおります。

(1)一度、委任契約をして依頼してしまったから

「一度、委任契約をして依頼してしまったから別の事務所に相談するのは悪い気がする」

というお気持ちは分かります。

ですが、何も特に問題がないのに改めて再相談をした方がいいと言っているわけではありません。

別に、依頼した事務所において、あなたが納得して、かつ、借金問題の解決に向かって順調に手続きが進んでいるのであれば、何も改めて、別の事務所に相談に行く必要はありません。

ですが、一旦、契約してしまったから、払えもしない任意整理を行って破滅に進むことを我慢しなければならない、というのはどう考えてもおかしいです。

(2)見捨てられた気がする

最初は丁寧に応対してくれていたのに、急に、

弁護士に頼んだら?

やっぱり地元でやった方がいいんじゃない?

うちは費用が高くつくよ

とか言われて突き放されると絶望的な気持ちになりますよね。

ですが、

そんなことなら、なんで最初に、弁護士に依頼しろとか、別の事務所に頼めとか、費用が高くつくからやめておけとか言ってくれなかったんですか!

という話です。

もともと、その事務所に頼むべきではなかっただけです。

あなたは何も悪くありませんし、そんな絶望的な気持ちにならないでください。

もともと電話とメール(LINE)だけであなたの状況が理解してもらえるはずがなかったということです。

とにかく再相談で話だけでもどうぞ

当事務所の無料【再】相談を受けてみて、

「やっぱり最初に相談した事務所の方がいいな」

「依頼したのを断ってまでやるほどではないな」

と思えば、それはそれでいいのです。

そういうことは気になさらずに、疲れ果てているかもしれませんが、もう一度だけ相談して話を聞いてみてはいかがでしょうか。

【相談予約は、お電話、メール(フォーム)、LINEで可能です。】